グーグルについての些細な考察という戯言もどき

これ、今日の社会学のゼミ発表の時に使った文章で、発表の直前1時間くらいで作ったものなんですけど、意外とおもろいこと考えれたので、ブログにあげとこうと思いましたので、あげますじょ。

 

Googleについて

 名前の由来 10の100乗を表す数学用語googolをもじったもの。

ちょっとした歴史

 Googleは1996年スタンフォード大学の博士課程に在籍していたラリーペイジとセルゲイブリンによって創業された。初めはBackRub(バックラブ)という名の検索エンジンだった。その後、様々な会社を買収したり(グーグルアースのために人工衛星の会社買収したりyoutube買収したり)、提携したりして拡大していき今の状態に。検索エンジン分野だけでなく、人工知能や自動運転など、現代テクノロジーの幅広い分野に手を伸ばして、研究開発、投資を行っている。

 

ググるという言葉について

 チキるとか、バグる と言ったように何かを動詞化するのはそれほど珍しいお話ではない。いつこの言葉が出始めたか正確な時期はわからないが、英語圏でも「ググる」とように、動詞として、Googleで検索するという意味でgoogleの語が用いられている。これは2001年頃に登場し始めた表現とされ、有名な英語辞書のひとつであるウェブスター英語辞典にも記されている。なので、日本語のググるもだいたいこの時期に生まれた言葉なのではないかと推測される。

 

ググレカスvsすぐググるんじゃない

 世の中でこのような意見の対立がある。そんなもんググればわかるだろ、という、自分で調べればわかることくらい、いちいち人に聞くな、という意味で使われる「ググレカス」と、大学教員などの教育者側によく見られる「wikipediaは信用できんから使うな」などといったようなネットから得られる情報に批判的な意見の対立である。もちろんこれは、知識のレベルが、「ググレカス」と「すぐググるんじゃない」で異なっているため、同じ次元の話として語ることのできないものかもしれない。だがしかし、この二つの意見を考察することで得られる知見というのは価値あるものだろう。おそらく、大学教員がすぐにググることをお勧めしないのは、コピペをしてレポート課題などを提出してくる輩が多いからに違いない。教科書には、思考の劣化とあるが、ただの知識をネット検索から取り入れる上では問題ないと思われる。ただ、ネットで思想、考え方をも簡単に検索することができるため、自分で深く考えずにその思想、考え方を取り入れてしまう、という意味での、思考の劣化、というのは考えられることかもしれない。そういう意味でも、近年、情報リテラシーが大事だと言われ、簡単に考え方、思想を受け入れないようにしよう、と世間で言われているのではないだろうか。だが、やはり、わざわざ辞書引きや図書館に行かないとわからない情報を手元で簡単に調べることができるのは、時間の短縮になって、人々の時間的余裕を生み、その余裕が人々の生き方を少しっずつ変えてきたことは間違いのないことだと思う。(また、余裕が生まれるというよりは、より一層人間のやることが増えてややこしくなったという意見もある)これは、ある意味、人工知能が人間の余暇を生み出し、その余暇の利用方法をめぐって人間の生き方を変えていく、というのと同じ考え方なのかもしれない。また、知識と知識が結びつくことによって新たなイノベーションが起こる、という近年よく言われるイノベーションの観点から見てみれば、「ググる」が小さくとも日々そこらかしこでイノベーションの一助になっているとも言うことができる。

 

ググるの新たなリスク

 近年の大きな懸念として、世界がグーグルの一強になってしまうのではないか、ということだ。というのも、世の中の様々なところで行なわれているビジネスというのは、ビックデータから得られる顧客の嗜好傾向を分析して方針が決定されることが多々あり、これからもますますその傾向が増していくだろう。そのビッグデータを保持しているのは、なんといってもグーグルである。一人一人の検索データや位置情報が集約されてビッグデータとなり、その情報がとても重要なものになるのだ。近年、人工知能人工知能と騒がれているが、そもそも人工知能は、ビックデータを食わせなければ、意味がない。その人工知能の開発にグーグルはますます投資に意欲的になり、グーグルの資本力を考えれば、ますますグーグルの市場独占力が増す、ということも十分考えられるのではなかろうか。そもそも、我々が使っている検索エンジンも、人工知能技術の賜物である。ググレカスという言葉で騒いでいた時代は牧歌的だ、という一文は、すでにそのようなグーグルによる世界征服ともいうべき物語の序章がすでに始まっていることを意味してのものなのかもしれない。別にそれが良いことなのか悪いことなのかはまた別のお話なのだが

問題提起感想

 情報を与えてしまっているということを知ることがまずは大事なことだと思う。また、このようなことがこれから先進んでいったとして、どのような未来が待っていて、どのような問題が生じてくるのだろう

 

てな感じでグーグル特集してみたけど、はっきり言って、しょーもない記事になりましたが、今度は人工知能についてのしょーもない記事を書けたらなと思いまっする。正直、グーグルが人間社会に与えた影響とか、なんでヤフーとかを差し置いてグーグルがここまで拡大したのか(健康的で人気がありためになる記事が上位に上がってくるアルゴリズムがキーになっているらしい)っていうことは、考え出せばきりがないんでしょうけど、今日は学生らしくこの程度の低次元なお話しか載せれませんでしたし、そのレベルのお話しかまだできる能力がありません。すんません。あと、近況報告を勝手にすると、文系だけど人工知能の将来の有望さに最近脱帽してるので、理転するのもありかなとか考えている今日この頃です。どーせしないだろうけど。はいではさようなら。